こんにちは，モシャです．
今回は先日私が夜行バスに乗ったときの話をしようと思います．
これまでに何度か夜行バスに乗ったことがありますが，今回乗ったバスはその中でもダントツで安く，片道3,500円で新宿(東京)から姫路(兵庫)に向かうことができました．
同じ区間を新幹線を使うと約1.5万，飛行機(LCC)を使うと約1万+空港までの移動費がかかるため格安な移動手段といえます．
もちろん格安には訳があり，4列シート，トイレなし，席の間隔はぎちぎちです．
そんな格安夜行バスの探し方から車内の様子までを記した搭乗記です．
目次から見たい項目に飛んでください．
安い移動手段を探す
私が遠方に出かけるときによく確認するサイトを紹介します．
こちらのサイトでは日時と出発地・到着地を入力すると，高速バス・飛行機・新幹線の便を比較表示してくれます．
私はだいたいその中から値段に惹かれて高速バスを採用することがほとんどです．
高速バスを比較する
バス同士を比較するならこのサイトが優れています．
先のサイトと同様に情報を入力して検索すると，価格はもちろん，バスの設備や経由地を比較して選ぶことができます．
さらに価格や乗車時間，出発時刻・到着時刻で並び替えができ，選択候補が多いときには比較しやすくて助かります．
今回選んだバス
今回私が選んだのは千栄交通のKB901便(KBライナー)です．
運行会社は千葉みらい観光バスで，新宿・横浜→京都・梅田・姫路を停車します．
片道3,500円で，新宿(21:40)発→姫路(08:20)着で12時間弱を車内で過ごすことになります．
座席は4×12(最後尾5列)でぎゅうぎゅうですが，各席にUSB端子付きで携帯の充電等には困りません．
復路は同じ会社のKB502便(KBライナー)に乗りました．
経由地と時間が異なり，倉敷・岡山・姫路→新宿を停車し，姫路(23:50)発→新宿(07:40)着の8時間弱の旅です．
車体は同じため乗車した感想も同じです．
実際に乗った感想
私が実際に乗ったバスがこちらです．
座席は満員で客層は20代がほとんどで男女比も半々くらいだったと思います．
この狭さの夜行バスはやはり体力と時間は有り余っているが，お金がない若者がメインでしょう．
バスの前方に女性が集まり，後方に男性が集まるように座席が配置され，男女が隣り合わないように配慮されています．
ただ，完全に隣り合わないことが保証されているわけではないため，男女の境界位置で隣り合うことがあるかもしれません．
隣との間隔は肩がぎりぎりぶつからない程度で，体格の良い人同士だったら肩がぶつかってしまうかもしれないくらいの距離感です．
また，前後の間隔は膝から前の座席まで10～15cmくらいだったかと思います．ただの感覚で計測したわけではないので不正確です．
ただ，後ろの人の足が自分の席の下まで来ているので，座面の下に荷物を置くのは厳しいと思います．
トイレ休憩はおよそ2時間ごとに15分程度PA・SAに停車します．
座席間隔的に通路側の人が脚を通路側に出すか立つかしないと窓側の人は外に出られないですが，このバスは座席指定ができず当日乗るまで窓側か通路側かも分からないのでその点は注意が必要です．
休憩時のアナウンスはありませんが，車内の明かりは付き，眠りが浅い私はほとんどの休憩で起きてしまいました．
快適に過ごすための方法
格安夜行バスに乗る時点で快適には過ごせませんが，少しでも快適に近付く方法はあります．
荷物は少なく
私は大きなリュック一つしか持っていなかったため車内に持ち込みましたが，分厚すぎて網棚に入らず，ただでさえ狭い足元に置く羽目になってしまいました．
どっちみち車内に持ち込んでも消灯して寝るだけなので，必要最低限の持ち物だけ持って残りはトランクに預けるのが良いです．
軽装になる
人がぎゅうぎゅうに押し込まれている車内は基本的に暑くて蒸しています．
一応冷房は付いていますが焼け石に水状態なので涼しい恰好になるか，温度調整しやすい服がおすすめです．
アイマスクをする
基本的に車内は暗いですが休憩の度に点灯するため，眩しさで起きたくない人はアイマスクを付けた方が良いです．
またフード付きの服では，ある程度光を遮ることができる上に，仕切りのない車内で少しでもプライバシーを確保できます．
イヤホン(耳栓)をする
場合によっては周囲の人のいびきの音で寝られないことがあるため，ノイズキャンセリング付きのイヤホン等があると良いです．
ただ，無線イヤホンは寝ている間に狭い車内の隙間に落としてしまう可能性があるため注意が必要です．
まとめ
いかがだったでしょうか．
今回は格安夜行バスの話でした．
8時間の乗車はそこまで苦ではありませんでしたが，12時間の乗車はだいぶ苦しかったです．
そもそも普段から12時間も寝ないのに12時間ずっと消灯されっぱなしで退屈でした．
今回のように同じ区間でも乗車時間が異なる便が存在する場合があるため，乗車時間が短い便に乗るのが良いと思います．
もう少し値段をかければ3列シートなどの快適なバスも選べますが，値段が高い夜行バスに存在意義はないと考えているため，一種のアトラクションだと思って今後も格安夜行バスに乗り続けることでしょう．(今の体力が持つ限り……)
何か質問がありましたらコメントをよろしくお願いします．
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