こんにちは,モシャです.
今回は私がふと思い立って第二種電気工事士(電工二種)の資格取得を目指した話をしようと思います.
記事執筆現在は,筆記試験を受け終わって結果発表を待っている状態です.
第二種電気工事士の資格を取得するメリットや動機についてお伝えするので,ぜひ最後までご覧ください.
第二種電気工事士って何?
第二種電気工事士は電気工事を行うために必要な国家資格で,この資格やこれより上位の資格を持っていないと電気工事に従事することができません.
しかし,受験資格に制限は特になく年齢や学歴,職歴に関係なく受験することが可能です.
本資格は更新等は必要なく,一度取得すると一生有効となるため,今すぐ必要でなくとも取っておいて損はありません.
そんな本資格は,ガソリンスタンド等で勤務するために必要な危険物取扱者乙種第4類(危険物乙4)と並んで,幅広い人々に人気な国家資格のひとつです.
具体的に何ができる?
第二種電気工事士は受電電圧が600 V以下の一般用電気工作物等の電気工事に従事することができ,一般の住宅では200 V以下の電気しか取り扱わないため,住宅の屋内配線や照明器具の取りつけ等を自分で行えるようになります.
例えば家についているコンセントや照明,スイッチを新しく増設したり,古くなったものを交換することができるようになります.
よって,第二種電気工事士は電気の専門職を目指す人の入口であるとともに,DIYが趣味で自分好みに電気製品を配置したい人には必須の資格と言えるでしょう.
資格を取得する方法
第二種電気工事士の試験は年に2回しか行われていないため,一度機会を逃してしまうと半年待つ必要があります.
また,試験は学科試験と技能試験に分かれており,前者では電気工事に関する知識が問われ,後者では実際に施工する際の技術力が試されます.
これらは別日に行われ,学科試験に合格した者のみが技能試験に進むことができます.
最新情報は試験を実施する電気技術者試験センターのHPをご確認ください.
試験日程
年によって変動することがあるかもしれないので参考程度に.
| 申込期間 | 学科試験 | 技能試験 | |
|---|---|---|---|
| 上期試験 | 3月~4月 | 4月~5月 | 7月 |
| 下期試験 | 8月~9月 | 9月~10月 | 12月 |
受験料
2024年度は9,300円でした(高い……).
でもこれで一生資格が有効になると考えると安い?
私が資格取得する理由
私は現在大学4年生ですが,将来電気工事士になろうとは特に思っていません.
では,なぜ受けるか.それは主に電気の勉強のためです.
私は大学で航空宇宙工学を専攻していますが,理系の研究室である以上実験機器や計測機器で電気を取り扱うことが必要になります.
小さなマイコンレベルの電力であればまだしも,怪我や事故につながる100 Vを超える電気を取り扱う必要があるときに自分の知識に不安があったため勉強することにしました.
そこで,どうせなら資格を取って形に残したいと思い受験を決意しました.
あとは,半年ほど対策していた院試が終わって暇になってしまい,行き場のない勉強欲を満たすために受験したという側面もあります……
まとめ
いかがだったでしょうか.
今回は電工二種の資格取得を決意したときの話でした.
今後,試験対策についても投稿したいと思っていますのでぜひご覧ください.
皆さんもぜひ電工二種を取得してみてはいかがでしょうか.
何か質問がありましたらコメントをよろしくお願いします.


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