こんにちは,モシャです.
国内外の企業や機関が集結した国内最大級の航空宇宙展,
「2024国際航空宇宙展 (JAPAN INTERNATIONAL AEROSPACE EXHIBITION 2024)」
が先日開催されたのをご存じでしょうか.
600以上の企業・団体が一堂に会し,日本,そして世界の航空宇宙産業の最先端に触れることができます.
今回は私がそちらに参加した話をしたいと思います.
国際航空宇宙展の概要
2024国際航空宇宙展 (JAPAN INTERNATIONAL AEROSPACE EXHIBITION 2024)は2024年10月16日~19日の4日間,東京ビッグサイト 西展示棟 全館にて開催されました.
この展示会は基本的にはB to B,つまり企業間の商談の場所ですが,最終日のみパブリックデーとして一般公開され,子供から大人まで幅広い年代の人であふれていました.
大学生以下は無料で入場することができ,一般公開日の来場者数は約1万人だったそうです.
展示内容は公式HPで次のように説明されています.
国内外の主要企業、政府機関、大使館関係者、業界関係者が集結する、日本最大級の航空・宇宙の総合展示会です。航空・宇宙・防衛の製造、運航、整備に加え、UAM・脱炭素などの新分野を加えた、幅広い業種の企業が出展予定。最先端の製品の情報を獲得できます。
国内外の663社・団体が展示を行い,その他にも業界人による講演や航空自衛隊,米空軍による演奏等のイベントも数多く行われました.
気になった展示
朝から夕方までたくさんの展示を見てお話も聞きましたが,その中から特に自分に刺さったものをピックアップしてご紹介します.
撮影OK,NGと明示していないものが多かったので,写真はやや少なめです……
はやぶさ2
メインステージのエリアに置かれていて一番最初に目に入る展示です.
1/1スケールの模型で,こんな小さいものが遠く広大な宇宙を旅していることを考えるとぐっと来るものがあります.
隣には宇宙服から顔を出して撮影できるスポットがあり,ちゃっかり撮影しました.
このタイプの宇宙服は全国いろんなところにありますが,見かけるたびに写真撮ってしまいます.
大阪大学 接合科学研究所 藤井研究室
会場内で全体的に金属3Dプリンターの展示が多く業界のトレンドを感じていた中,こちらで少し説明をしていただけました.
難易度の高い銅を素材にするものや,薄膜の印刷,新しいレーザーの照射方式について等お話いただきとても興味深かったです.
私も金属3Dプリンターで何か試作してみたいですが,高価で個人がふらっと作れる金額ではないため今後の技術進歩に期待です.
川崎重工
ヘリコプターや飛行機,またそれらのエンジンの展示が行われていました.
ドクターヘリをこんなに近くで見たのは初めてで感動しました.思ってたより大きいような小さいような…….
インテークや排気口もしっかり見ることができました.
やはり,実物の大きさだったりを体で感じることができるのが,現地参加する強みだと感じました.
また,とても小型な航空機用のエンジンも展示されていて可愛かったです.
こちらでは実際の構造試験,熱試験に使われた小型月着陸実証機SLIMの1/1スケールの試験モデルが展示されていました.
皮肉にもひっくり返った逆立ち状態での展示です.
表から見ている人が多かったですが,実は回り込むと裏も見ることができて興味深かったです(裏の写真撮り忘れた……).
SUBARU AIR MOBILITY Concept(実証機)の展示が行われていました.
SUBARUは自動車のイメージが強いですが,ボーイング機の中央翼の製造を担当していたり航空宇宙産業にも力を入れています.
そんなSUBARUの自動車×航空の結果がこちらの機体です.
いわゆる空飛ぶ車の具現化のようでロマンを感じました.
いかがだったでしょうか.
今回は,国際航空宇宙展のレポート記事でした.
展示数が多く,細かく見てたら1日では全然時間が足りない量でした.
次回の開催はいつになるか分かりませんが,次もまた行きたいと思います.
何か質問がありましたらコメントをよろしくお願いします.

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