こんにちは,モシャです.
前回に引き続き東大航空宇宙の院試当日の話をしたいと思います.
今回は試験2日目の面接編です.
1日目の専門・数学編をまだご覧になってない方は是非ご覧ください.
今回の話は2025年度入試(すなわち2025年4月入学)についてで,年によって試験内容が変わることがあるため必ず最新の募集要項を確認するようにしてください(例年4月頃に公開されます).
試験概要
募集要項では,口述試験について以下のように書かれています.
口述試験は、受験生が大学院に入学してから研究しようとする分野に関する事項および学部における卒業論文に関する事項について行う。
口述試験と書かれると少し難しそうな気がしますが,実際には何かその場で問題を解いたりするわけではなく,志望動機等を聞かれるただのシンプルな面接なのでそんなに気を張る必要はありません.
また,本専攻は筆記試験の点数でほとんど合否が決まり,面接はよっぽど変なことを言わなければ影響はほぼないとよく言われています.
だからといって一切対策なしで挑むのはチャレンジャーすぎるため,どんなことを言うかくらいは事前に考えておいた方が良いと思います.
東大の航空宇宙では合格後に希望研究室を提出するため,出願時には希望研究室名を書きませんが,その代わりに入ってから研究したいことを書きます.しかし,そのスペースは狭く,多くて数行程度しか書けないため,出願時には自分のやりたいことはぼんやりイメージできるくらいで大丈夫だと思います.面接ではもちろんその内容についても聞かれるのでそれまでにはちゃんと答えられるようにしておきましょう.
試験2日目
面接 (午前・午後)
受験番号前半は午前,後半は午後に実施されました.
試験1日目に集合時刻や集合場所が掲示されるため,自分の分をしっかり確認しましょう.
私は午前組だったため,また朝から本郷キャンパスに行くことになりました(眠い).
待機室に集合して点呼を取られた後,面接室が2つあるため受験番号が奇数,偶数ごとにそれぞれ順番に呼ばれていく方式でした.
待機室は自由席で内部生は固まって座っていたため1日目よりもさらに騒がしく,アウェイ感は強まるばかり.
内部生はスーツを着てない人もいましたが,外部生は私含めて基本スーツが多かったと思います.
いよいよ自分の番号が呼ばれて待機室から面接室の前の椅子に移動しました.ドキドキの頂点です.面接室の中から自分が呼ばれるまで,このタイミングで気持ちを落ち着かせました.
面接は学生1,先生3で行われ,時間は5分弱くらいで雰囲気は特別和やかなわけでもなく,圧迫面接なわけでもなく普通でした.
聞かれたこと
- 試験どうだったか
- 院試の対策は出身大と異なるか
- 研究は何をしたいか
- その研究をどうやって社会に役立てるか
- 現在の卒業研究の内容
雑談をすることで緊張が少し和らいだ気がします.
希望する研究テーマと現在の研究テーマは答える用意をしていましたが,「研究をどうやって社会に役立てるか」という問いは想定しておらず正直とても焦ってしまいました.
私はなんとか答えを絞り出しましたが,これを見ている皆さんはしっかり事前に対策するようにしましょう.
そんなこんなで面接は無事?終了し,私の院試生活もやっと終了を迎えました.
解放感に満ちながら撮った1枚
帰りは回転寿司に寄って満足するまでたらふく食べました.🍣
まとめ
いかがだったでしょうか.
2回に分けて院試当日の話について書きました.
試験は朝早かったので1週間前くらいから早起きの練習を重ねていましたが,翌日からはまただらけた生活に戻ってしまいました.
何か質問がありましたらコメントをよろしくお願いします.



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